EURO LOGI TECHNO

日本鍍金新報JAPAN PLATING INFORMATION


ユーロロジテクノ が納入  福井電化で高い評価

 (有)ユーロロジテクノ(名古屋市中区千代田三‐五-一七、河口泰冶社長、電話〇五ニ(三三九)四五二八)ではドイツ・チャービチケ社からポリエチレン製バレルを輸入・販売しているが、昨年同バレルを納入した福井電化工業(株)(千葉県市川市千鳥町一一、福井順子社長、電話〇四七(三九六)二三三一)で高い評価を得ている。
 福井社長は、ユーロロジテクノが輸入販売しているドイツ製バレルについて「丈夫で長持ち、価格が安いのが気に入っている。当社は細かい部品を扱っているので、蓋挟まりがないのも嬉しい。優秀な製品なので、多くの業界の人に知らせたい」と述べている。

日本鍍金協会・十日会(斉藤晴久会長)が六月五日(土)に福井電化工業を工場見学した記事を、弊紙六月号に掲載したが、このバレルについて福井社長はその時、次の通り説明した。
 「世界ブランドの衣料のボタンはすべてニッケルフリーめっきである。ニッケルフリーは液の管理が難しく、トラブルが出やすいとされているが、当社のボタン事業部は良い製品を納品していくことで、受注量を確保している。
 ニッケルフリーめっきは、当社では銅−すず合金めっきを採用。ラインは二本。二本目のラインは、昨年の正月に操業したものだが、バレルとめっきタンクはドイツ製を導入した。設置に際して、ドイツから『バレル本体と羽子板と中間ギア』を空輸し、日本で組み立てた。価格は日本製より安かった。
 だんだん使っていくうちにドイツ製のバレルが良いということになり、他のラインも徐々にこれに換えている」