EURO LOGI TECHNO

<ドイツ製ポリエチレンバレルと日本製塩ビバレルの性能比較>



チャービチケ社のポリエチレンバレルはヨーロッパで40年つちかわれた歴史と経験に基づく高性能バレルです。ドイツのシュッツガルトを拠点とする同メーカーは、ドイツ国内はもとよりヨーロッパ最大のバレルメーカーであり、ヨーロッパの鍍金業者の約4割以上が同上メーカーのバレルを使用していると言われています。以下の各項目がバレルの特長です。このバレルの特徴を最大限に日本の鍍金業者様に引き出して頂ける事が我々の願いでもあります。

  高性能ポリエチレンバレル 従来塩ビバレル
温度 80℃/95℃タイプ 40℃前後
素材 柔らかいのに対磨耗性有り
(シャフトの軸受け用素材)
温度に対して硬化有り
寿命 最大11年(24時間稼動)
ドイツでの実績(ナット工場)
2〜3年程度
割れ等 ほとんどなし 硬化して有り。
特にリード線の衝撃に原因
変形 ほとんどなし 高温に対して有り
修理 ほとんど不可能 容易
製作方法 NC加工及び溶着 手溶接
寸法精度 高レベル 低レベル
滑り度合い 良い(スリップするので攪拌バーが必要の時多し) 悪い
製作図面 すべて提出 ほとんど現存せず
アンロード残留確認 容易(白なので見やすい) 難(滑りも問題)
工程短縮の可能性 可能性有り(脱脂等の温度を上昇できるので) ほとんど不可
品質の向上 可能性有り(脱脂等の温度を上昇できるので) ほとんど不可
価格 1.5倍程度(高い) 1(安価)
納期 約2ヶ月 台数によっては2ヶ月
液の持ち込み、
持ち去り
補強が少ないので小
(マイクロジーメンスで10%減)
補強が多いので大
穴形 多種多様
(ボタンバレルで0.25mm可)
従来のタイプまで
ダイヤカット 標準で可能の穴形有り
ボタン及び手板接点 可能 可能
ギア数 1枚(2000mmのバレル) 2枚
バレルのねじれ ほとんどなし
(従ってギアは1枚となる)
相当有り(長いバレルはギア2枚必要)
蓋はさがり 激減(多少別加工必要) 従来通り